Twitter社の新フレームワーク「Bootstrap」
IDEA*IDEAさんのサイトでなかなか面白そうなフレームワークが紹介されていました。
デザインが苦手なWebサービス開発者に朗報!今風のデザインがさくっと作れる『Twitter Bootstrap』が凄まじく充実している件
Twitter社が提供しているCSSで作られたフレームワークで使い勝手がいい感じなのですが、導入がやや面倒だったので少し紹介したいと思います。
1.本体のダウンロード
本体は下記よりダウンロードできます。
Twitter Bootstrap
右にあるBootstrap on GitHubのアイコンをクリックした後に、Downloadsのアイコンをクリックし好きな方の拡張子でダウンロードします。
****************色々設定を変更する予定がある人向け********************
2.Less.jsのダウンロード
BootstrapはCSSを色々拡張して表現するためにLESSという機能を利用しています。これをJavascriptで使えるようにするless.jsをダウンロードします。
less.jsのダウンロード
3.htmlファイルの作成
では早速フレームワークを使用する準備をしましょう。
libをフォルダ毎使う場所にコピーして、less.jsもコピーします。今回はindex.htmlとless.jsを同じフォルダに。その下にlibフォルダを作成しました。
では、index.htmlを作成して以下のように記述します。
<html> <head> <link rel="stylesheet/less" href="lib/bootstrap.less" media="all" /> <script src="less.js"></script> </head> <body> </body> </html>
先にbootstrap.lessを読み込んでから、less.jsを読み込みます。
こうすることでless.jsがlessファイルをコンパイルしてくれます。
*****************************************************
と、ドキュメントを必死に調べながら作成していたのですが、後から気が付いたのですが初期値で使うだけなら
bootstrap-1.0.0.cssというファイルを読み込むだけでOKです。headに
<link rel="stylesheet" href="bootstrap-1.0.0.css" type="text/css" />
これだけでOKです。これでフレームワークの機能が全て使えるみたいです。もうちょい早く気が付きたかった。
4.実際に使う。
フレームワークなので、これを導入しただけではなにも起きません。
たとえば
<div class="container-fluid"> <div class="sidebar"> サイドバー </div> <div class="content"> コンテンツ </div> </div>
とクラスを追加したDIVを挿入すると、サイドバーとコンテンツの領域を分けることができます。
もう少し細かく分けたい場合はspanX clolumnsのクラスで細かく区切ることもできます。(このあたりはドキュメントを参照にすると細かく載っています)
また、ナビゲーションメニューとして
トップナビ風のtopbar タブメニュー風のtabs 丸ボタン風のpills 等が用意されています。
更に、アラートメッセージ用にerror warning success infoの四種類のメッセージカラーも用意されていて色々使い勝手が良さそうです。
まださわったばっかりなので、色々試してみたいと思います。