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現在ムームードメインを利用してWebページはエックスサーバー、メールはGmailを利用しています。
そのためにはムームードメインでDNSの設定をしなくてはならないのですが、その設定の方法がとてもわかりにくい。
色々試行錯誤して何とか成功したのですが、失敗する人も多そうなのでここで簡単に設定方法を紹介したいと思います。

まずエックスサーバーにログインして必要な情報を取得します。
エックスサーバーのサーバーパネルを選択します。
サーバーパネルのメイン画面に設定対象ドメインデータとかかれた場所があるのでそこにあるドメインのアドレスを
メモしておきます。

ドメイン

ドメイン

*赤枠で囲まれた場所をメモしておく。

その後にサーバー情報を選択します。
サーバー情報の中にIPアドレスというのがあるのでそこの数字をメモしておきます。

IPアドレス

IPアドレス

*赤枠で囲まれた場所をメモしておく。

続いてGoogleAppsからメールサーバーの情報を取得します。
具体的には以下の内容になります。

mx ASPMX.L.GOOGLE.COM 10
mx ALT1.ASPMX.L.GOOGLE.COM 20
mx ALT2.ASPMX.L.GOOGLE.COM 20
mx ASPMX2.GOOGLEMAIL.COM 30
mx ASPMX3.GOOGLEMAIL.COM 30
mx ASPMX4.GOOGLEMAIL.COM 30
mx ASPMX5.GOOGLEMAIL.COM 30

txt @ v=spf1 include:aspmx.googlemail.com ~all

ムームードメインにログインします。
コントロールパネルメニューからムームーDNSのセットアップを選びます。
カスタム設定を選びDNSの設定を入力していきます。

ムームーDNS設定画面

ムームードメイン

ムームードメイン

色々設定項目がありますが一つずつ説明していきますと
*1のAレコードとはサーバーのIPアドレスを入力します。先ほどメモしておいたIPアドレスを入力しましょう。
よく間違えるのは、ここにホストのIPアドレスではなくネームサーバーのIPアドレスを入力してしまうことです。
もし上手く動かないようでしたらそのあたりを確認してみましょう。

*2のMXレコードはメールサーバーについての設定です。上記のGoogleAppsのメールサーバー情報を入力しましょう。
この際、右の数字は数字の大きさの順番を変更しないかぎり自由に変更してかまいません。
TXTレコードはなくても動作しますが、おまじないみたいなものだと思って入力しておいたほうがいいです。

*3はGoogleAppsで利用する短縮用サブドメインの設定です。
CNAME

続いて2~8番に登録されてるMXレコードはメールサーバーの設定になります。
これはGoogleAppsにかかれていますがはサブドメインの設定に利用され、たとえばここでmailを登録しておくとmail.XXXX.jpというアドレスでGmailに移動することができます。
利用するアプリケーションをサブドメインに(ここではメールとカレンダーの設定をしてます)、レコードはCNAMEに。アドレスはghs.google.com に設定します。

*4方はWebページ用のサブドメインの設定です。
意外とここで設定を失敗することが多いので注意が必要です。
XXXX.jpという形のドメインを取得した場合、www.XXXX.jpやblog.XXXX.jp等でアクセスするためにはサブドメインの設定が必要です。
特にwwwは設定しておかないと上手くアクセスできない場合があるので設定を忘れずにしましょう。
サブドメインにwww レコード名はCNAME 内容に先ほどメモしたドメイン名を入力します。

なお、ここではCNAMEレコードでサブドメインを指定していますが、AレコードでIPを直接指定したほうが負荷が少なく推奨されています。

すべて設定が終わったらセットアップ情報変更終了をクリックします。

その後必ずネームサーバー変更からムームードメインのネームサーバ(ムームーDNS)を使用するを選択してネームサーバーを変更してください。
この作業を忘れるといつまでたっても反映されません。
DNSの変更は通常2-3時間。最長で48時間ほどで作業が終了します。
しばらくしてからアドレスにアクセスできるようになっていたら無事成功です。お疲れ様でした。